2020年7月7日火曜日

音楽 : Giusto Pio ‎– Motore Immobile


Giusto Pio ‎– Motore Immobile

Cramps Records ‎– 5207 304
Vinyl, LP
Italy
1979
Classical
Contemporary

A Motore Immobile
Organ – Danilo Lorenzini, Michele Fedrigotti
Violin – Giusto Pio
Voice – Martin Kleist
16:58
B Ananta
Organ – Danilo Lorenzini
Piano – Michele Fedrigotti
13:57

会社名など
Recorded At – Sciascia Sound Studios
クレジット
Art Direction – Gianni Sassi
Coordinator – Paolo Scarnecchia
Music By – Giusto Pio
Photography By – Beppe Buccafusca
Producer – Franco Battiato

ノート
Recorded at Studio Sciascia/Rozzano.

1926年生れで2017年に故人となったイタリアはヴェーネト州カステルフランコ出身の現代音楽系ヴァイオリニストにして作曲家、ジュストピオの79年発となるソロ名義リーダー作。オリジナルLP盤のリリースはイタリアクランプスからのリリースで、現在ではクランプス盤としては例外的に高プレミアム価格となっている現代音楽物の人気作。本掲載版はそれの正規再発CD盤として2004年にCramps Edelからリマスター高音質のうえ、3面開きデジパック装丁でリリースされたもの。これ以前の再発盤としては通常のプラケース版で96年に再発が実現するものの、すぐにプレス切れで入手困難になっていたマニアック物件。といっても現在ではどちらも入手困難になっていて、Crampsの国内再発シリーズからも漏れてしまったという経緯。本作の編成は2台のオルガン、ジュストピオ自身が弾くヴァイオリン、ヴォーカルによる楽曲16分とオルガンとピアノによる楽曲14分の2作品を収録。内容はオルガンの白昼夢的ドローンが亡霊みたいに漂う中を音程を揺らしながらヨレを発生させるすヴァイオリンとアシッドサイケデリックな鼻歌ヴォイスが合わさったまんまボワ~~っと彼岸へ飛んでいく激ヤバ内容。ほとんど現代音楽というよりもユーリカミサスカとかクラウディオロッキとか70年代の前衛期フランコバッティアート名作群とかにも通じる陶酔イタリアンサイケ筋そのもの。GIUSTO PIO-motore immobile(cramps edel)(引用)

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