2022年3月11日金曜日

音楽 :  高木元輝 & 吉沢元治-Duo & Solo ~ Live at Galerie de Cafe 伝 Tokyo 1987・1989


Duo & Solo ~ Live at Galerie de Cafe 伝 Tokyo 1987・1989(3CD)

MOTOTERU TAKAGI & MOTOHARU YOSHIZAWA 高木元輝 & 吉沢元治

日本フリージャズ黎明期を担った二人の傑出した才能、高木元輝と吉沢元治が20年後に見たものは?
1987・1989 年にミニ・ギャラリー「伝」で行われた幻のライヴから二人のデュオとソロを収録!初 CD 化!
未公開写真や関係者による鼎談(ていだん)を収めた豪華 36 頁解説付き。


1969~70 年、日本フリージャズの黎明期を担った二人のキー・ミュージシャン、高木元輝と吉沢元治の20年後の世界!

■ 1987, 1989年に東京経堂のミニ・ギャラリー「伝」で行われた幻のライヴから高木元輝とベーシスト吉沢元治のデュオ、ソロを収録した貴重な音源が初CD化で登場!主催者でカメラマン桑原敏郎の未公開写真や関係者による鼎談(ていだん)を収めた36ページの豪華解説書付き。解説:近藤秀秋。

■解説には1974年にTRIOレコードから発売された吉沢元治のLP解説に掲載された、殿山泰司(俳優)清水俊彦(詩人)間章(あいだ あきら・音楽プロデューサー)の3人による(吉沢元治を語る)の鼎談を再掲載、資料としても大変貴重な座談会の記録である

■ 70年代中期、カリスマ評論家/音楽プロデューサーAquirax Aida 間章(あいだ あきら)に見そめられ、パリに遊楽した高木と吉沢、スティーヴ・レイシー(ss)、バール・フィリップス(b)との邂逅はあまりにも大きな刺激だった。

■その後の高木はメロディに回帰し、吉沢はエフェクターを活用して表現の幅の拡大に腐心した。この作品は彼らの挑戦の記録でもある。

■本作は Aquirax Aida 間章と行動を共にしたカメラマン桑原敏郎と録音エンジニア須藤力が音と画像で初めて公開する秘録の数々。緊張感ある演奏を捉えた生々しいサックスの響きと重厚感のあるベースサウンドはオーディオファンにも大注目である。

■本作にさきがけて発売された同ギャラリーでの5回にわたる高木元輝のソロ・コンサートを完全収録した 5CD セット「Love Dance」はフリージャズファンの熱い注目を浴び現在もヒット中。今後は小杉武久(vln)とのデュオ作品も予定、まだまだ高木元輝には目を離せない。

D1 & CD2
高木元輝 (tenor saxophone) , 吉沢元治 (bass)
CD1:1987年7月08日
CD2:1987年7月08日

CD3
吉沢元治 (bass)
CD3:1989年8月23日
Recorded at Galerie de Café 伝, Tokyo


高木元輝 たかぎ・もとてる (ts, ss, bs)プロフィール
1938 年9月14日。京都府左京区生まれ。フリージャズ・フリーミュージック界のカリスマのひとり。日本、ヨーロッ
パを中心にフリージャズのサックス奏者として活躍したが、晩年は、メロディに回帰し、シャンソン(バラ色の人
生、小雨降る径など)、ポップス(悲しき嘆い)、歌曲(家路)、民謡(アリラン)などに素材を求めた。2002年12
月10日没。享年64。

吉沢元治 よしざわ・もとはる(b,cello, homemade electric vertical five-string bass)プロフィール
1931 年 4 月 30 日生まれ。昭和 35 年プロのジャズミュージシャンとして活動を始める。1931 年東京都生まれ。中
央大学卒。メインストリーム・ジャズを経てフリージャズに、そしてついにはソロ・ベースを極める。バール・フィリッ
プスと肝胆相照らす仲となり、内外で共演。晩年は手製の5弦アップライト電気ベースを演奏。CDに『インランド・
フィッシュ』他。享年 68。

ソングリスト

Disc 1

  • 1.ストーン・ブルース

Disc 2

  • 1.アリラン変奏曲
  • 2.バレリーナ~家路
  • 3.バラ色の人生(ラ・ヴィ・アン・ローズ)

Disc 3

  • 1.Solo 1989.8.23 Part1 M1
  • 2.Solo 1989.8.23 Part1 M2
  • 3.Solo 1989.8.23 Part2 M1
  • 4.Solo 1989.8.23 Part2 M2
  • (Disk-Union)

0 件のコメント: