東京アンダーグラウンド・シーン伝説の総合アート集団「グランギニョル」ついに正規再発!
暗黒舞踏を彷彿とさせる白塗りスタイルで前衛的なパフォーマンスを繰り広げていた「グランギニョル」。彼らは福生を拠点に、伝説的なライブハウス「吉祥寺マイナー」をはじめ数多くのライブハウスに出演し、楽曲のみならず機材、照明、フライヤー、ファッションも包括したアーティスティックなバンドとして当時の音楽ファンから絶大な支持を受けていた。だが、知名度を上げながら、1981年には惜しまれつつ解散した。グランギニョル唯一のLPは活動晩期にあたる1981年に録音され、1982年にピナコテカからリリースされた。アルバムはその完成度の高さから衝撃を呼び、現在では国内外で高額なプレミア価格で取引されている。今回のCD化は1982年のLPのリリース以来はじめての復刻となる。CDはオリジナルLPを踏襲し、ゴールドインク印刷の紙ジャケットと特殊装丁のプリント付き外袋をハンドメイドでミニチュア再現。メンバー監修による最新デジタル・リマスタリング。完全限定500枚プレス。
■グランギニョル (Gran Guignor) プロフィール
美大の学友だった四方葦人と角田大龍(角享介)らによって1974年に結成された総合アート集団「人体実験社」は、前衛美術的なパフォーマンスを行っていたが、しだいに楽器パートのメンバーが加入しだし、1977年には「グランギニョル」としてバンド活動を開始した。何度かのメンバーチェンジの後、四方葦人(Vo.)、角田大龍 / 角享介(Key.)、戸塚弘道(G.)、望月隆志(B.)、小松博吉(Dr.)、長嶌宏(Sax)のラインナップとなる。グランギニョルは1977年から1981年のあいだに通算50回以上のライヴが記録されており、白塗りのアングラ・テイストのグロテスクなステージからしだいにポップな路線へとスタイルを変えながら1981年に解散した。彼らが唯一残したアルバムは後期の録音であり、そのためかなりポップなテイストの仕上がりになったと言われている。
ソングリスト
- 1. バクテリア・マーチ / Bacteria March
- 2. スパイラル・ナイト / Spiral Night
- 3. エドワルダ / Edwarda
- 4. シノ / Sino
- 5. チック / Tic
- 6. ダンス / Dance
- 7. ラスト・キャナリィ / Last Canary
- 8. ベビー・フェイス / Baby Face
月の下の人工楽園:ライヴ1981
衝撃的なステージで物議をかもしたグランギニョル伝説のライヴがついにヴェールを脱ぐ!
東京のアンダーグラウンド・シーンで異彩を放った総合パフォーマンス集団「グランギニョル」のライヴ音源がついに正規リリース! バンド解散直前期である1981年2月20日に原宿「クロコダイル」で行われたライヴ音源が最新デジタル・リマスターでよみがえった。結成当初は白塗りでショッキングなパフォーマンスを繰り返してしていた彼らだったが、通算50回を超えるライヴを繰り返すうち徐々にポップな路線へとテイストを変えていった。この音源は彼らがもっともポップだった最晩期のステージであり、唯一のアルバムの持ち味をパワフルに拡張した仕上がりになっている。当時のライヴで人気がありながらスタジオ・レコーディングされることのなかったアルバム未収録曲も収録。機材やヴィジュアルまで総合的にコーディネートされた圧巻のレコーディングである。各曲の歌詞、写真、メンバーによる当時の回想など資料的な情報も追加し、完全限定300枚プレスでのリリース。
ソングリスト
- 1. グランギニョル・イントロダクション / Gran Guignor Introduction
- 2. バクテリア・マーチ / Bacteria March
- 3. スパイラル・ナイト / Spiral Night
- 4. 赤い靴 / Akai Kutsu
- 5. エドワルダ / Edwarda
- 6. ダンス / Dance
- 7. チック / Tic
- 8.(ブランク) / (blank)
- 9. ボディ・ラブ / Body Love
- 10. シノ / Sino
- 11. ラスト・キャナリィ / Last Canary
- 12. ベビー・フェイス / Baby Face
- 13. エレファント / Elephant
- (Disk-Union)