瀧口修造/詩・野中ユリ/画『星は人の指ほどの……』野中ユリ私家版
野中ユリ・サイン入り、限定250部(205番)、1965年、約12×11cm
● 瀧口修造と野中ユリの関係は、野中が19歳の時に銅版画の作品を瀧口に見せたことがきっかけで、
タケミヤ画廊の「銅版画展」に出展することになったのがはじまりといわれます。
● 1965年2月、野中はデカルコマニーによる個展をひらくにあたり、
単なる案内状では不十分と考え、本のような形にすることにして、
瀧口に詩の寄稿を依頼しました。野中が作品の形態と素材を伝え、
瀧口がそれらのイメージから詩作したものがこの本になりました。
● 公称250部となっていますが、実際に世に出ているのは百数十部といわれています。
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