2020年7月29日水曜日
音楽 : MILFORD GRAVES -Complete Yale Concert, 1966
Complete Yale Concert, 1966
MILFORD GRAVES
CORBETT VS DEMPSEY
CD
CVSDCD075
これぞフリージャズ・ヒストリック・リイシュー!!
ミルフォード・グレイヴスとドン・プーレンのライヴ盤「In Concert At Yale University」と「Nommo」が初CD化!
この日のコンプリート盤として遂に登場です!!
アメリカのフリージャズ・ドラムのパイオニア、ミルフォード・グレイヴスとチャールス・ミンガスのバンドで活躍したピアニスト、ドン・プーレンが1966年の春にイェール大学で行ったライブを収録。
オリジナル盤LPは自主レーベルSRP Recordsから2作品に分けて発表され、同年に「In Concert At Yale University」というタイトルで2曲を、翌1967年に「Nommo」というタイトルで3曲が発売されました。「In Concert At Yale University」に関しては海外サイトで約7万円という高額での取引履歴もあるため(アン・オフィシャルという形ではリリースがあったようです。)、この日の演奏をコンプリートするにはこのレアな2作品を揃えなけれならないというコアなフリー・ジャズ・ファンのみが聴ける作品として長年ミルフォード・グレイヴスとドン・プーレンのディスコグラフィに君臨するアルバム。今回54年を経て遂にこの2作を1CDにまとめての発売が決定!
2人は1965年にジュゼッピ・ローガンのバンドで「The Giuseppi Logan Quartet」と「More」(共にNYの名門ESPからリリースされた名作)を録音しており、この2作での経験がきっかけだったかどうか定かではありませんがミルフォード・グレイヴスがドン・プーレンを誘い本作の演奏が実現したようです。
マスターテープは紛失してしまっており、レーベルはヴァージン・コピーと言えるオリジナル盤を探し本作に使用、オリジナル盤2作のデザインはもちろん、手書きLPのギャラリー、2人がイスラム国家会議でそれらを売っている写真など掲載される資料も貴重なものばかりという再発するにあたってのレーベルの熱量も素晴らしい1作に仕上がっています。
60年代のフリージャズを語るうえで避けては通れない重要人物による作品がコンプリート盤としてワンパック、初めてのCD化ということで全フリー・ジャズ・ファンはもちろん、60年代の前衛芸術に興味がある方も大注目の再発なのではないでしょうか。これぞフリージャズ・ヒストリック・リイシュー!!(引用)
ソングリスト
1.P.G. I (18:52)
2.P.G. II (22:53)
3.P.G. III (8:03)
4.P.G. IV (7:54)
5.P.G. V (15:38)
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