エドガア・アラン・ポオ著 日夏耿之介訳 『大鴉』 冬至書房版 特製
昭和24(1949)年に、冬至書房から刊行された、エドガア・アラン・ポオ著 日夏耿之介訳 『大鴉』です。 エドアァル・マネ挿画。
未綴本。 限定300部のうち、特製150部本(1番から150番が特製、151番から300番が並製。本書は特製の八十四番本)です。 紙帙、たとう、函入。 また、本書は、木製箱に収納。
本書は、野田書房刊行本(昭和10年刊)と同じ体裁による再刻。 冬至書房は、日夏耿之介の故郷、長野県飯田の出版社。また、特製版は、本文紙・紙帙共、信濃国南佐久群前山村「浦山良正氏」漉紙「月明紙」を使用。
本書『大鴉』のテキストは、野田書房刊行本とは異なり「大鴉の最後決定テキスト訳本ついに成る…」と訳者が後書に記載しているように、決定稿とされるもの。
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