2009年3月30日月曜日
書籍 : ジャン ジュネ
ジャン・ジュネ没後20年を記念してエディション・イレーヌより出版された詩編<愛の唄>です。
ジャン・ジュネ著/松本完治訳/日乃ケンジュ挿画/エディション・イレーヌ EDITION IRENE 出版
特装本(限定25部)+普及版をセットで出品します。刊行案内付き。
特装本
◆限定25部記番入
◆特別仕様本(表紙・木炭紙、本文ワトソン紙使用、糸綴製本、訳者・画家署名入)
◆普及版未収録の挿画シルクスクリーンプリント一葉入(ミューズブリアン紙使用)
◆クロス装夫婦函入(手製函・西尾彩制作)
◆造本アトリエ空中線・間奈美子
出版社の説明
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ジャ ン・ジュネが生きていれば95歳になる今日、2005年12月19日、ジュネの6篇の詩篇中、最高傑作ともいうべき『愛の唄』が詩画集として、刊行の運び となりました。この詩は、ジュネ35歳頃、つまり1946年に書かれたらしく、当時熱愛の対象だった美青年、リュシアン・セネモーに捧げられた、文字通り 禁断の愛の詩篇です。 1950年にジュネが製作した名画『愛の唄』に、このリュシアン・セネモーが主演で登場していますが、詩篇『愛の唄』には、内容こそ異なるとはいえ、男色 という性枠組を超えた、とても美しく激しい愛とエロティシズムが結実しています。
本書に挿画を添えている新進気鋭の木炭画家・日乃ケンジュは、その特異な画風を駆使して、見事にジュネの詩と融合を遂げています。全10点の挿画が、全頁、訳詩と見開きに収まった贅沢な詩画集となり、版元としても、非常に満足している次第です。
訳者の解題にも記されているように、日乃ケンジュの画風は、他に係累を求めても似た画家が見当たらず、特異な超現実主義画家と言っても過言ではない独特の緊迫感が画面に漲っており、今後の活躍がとても楽しみな若手画家です。
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Yahoo オークションより引用。
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